2019年9月25日、今年度3回目のPOS薬剤研究会(通算第111回)が開催されました。 今回は、今年度第1回、第2回の研究会を通して見出した患者さんのプロブレムについて、その解決手段である「初期計画」の立案をテーマに講義とSGDを行いました。
各班の発表の際には、代表幹事の稲葉先生から立案したものが「実行可能な計画であるか」ということの重要性についてお話がありました。
学校や参考書ではたくさんの素晴らしい解決法が提示されていますが、大切なことは目の前の患者さんにとって適切で、その薬剤師の働く環境下で実行可能であることです。
日常の業務で患者さんと向き合った際に、そのことを意識して計画を立案し、実行に移していけるといいですね。 今回は、長年慣れ親しんだ渋谷シオノギビルから星薬科大学新星館に会場を移しての初開催の研究会でしたが、沢山の皆さまが足を運んでくださり、議論も盛り上がる会となりました。 次回も同じ会場で、今回作成した計画を基に、実際に計画の実行(服薬指導、他職種との連携)、その記録の作成(経過記録)を学ぶ予定となっております。 病院薬剤師だけでなく、薬局薬剤師の方々の視点も加わるとさらに深い議論が出来ることと思います。 第4回からの参加でもかまいません!病院、薬局問わず、薬剤師の皆さま、そして、薬学生の皆さまのご参加をお待ちしております。